独鈷杵を持つご神仏

独鈷杵

独鈷杵は金剛杵(こんごうしょ=チベットやブータンではドルジェという)の一つであり、元々退魔用の武器でしたが、人間の煩悩や困難を打ち砕く目的でも使用されるようになりました。

身近に置けば強いお守り・厄除けになります。

また、気功家・治療家・ヒーラーが手にすればご神仏との結びつきを深めパワーを高めます。

金剛力士

(こんごうりきし)

金剛力士(こんごうりきし)は、仏教の護法善神である天部の一つの神。

サンスクリットではVajradhara(ヴァジュラダラ)と言い、「金剛杵(こんごうしょ、仏敵を退散させる武器)を持つもの」を意味する。

開口の阿形(あぎょう)像と、口を結んだ吽形(うんぎょう)像の2体で一対になっており、独鈷杵を持って邪悪なものを寄せ付けない守護神として寺院の表門に安置されることが多いです。

元々、執金剛神(しつこんごうしん)という一神でしたが、仏敵から聖域を護るため二体に別れ金剛力士となりました。

ちなみに、「阿吽(あうん)の呼吸」とは息がぴったりと合う意味ですが、その言葉の由来は金剛力士にあるとされています。

金剛力士は一般には仁王(におう)の名で親しまれています。

ご利益は主に健脚・身体健全です。

 

執金剛神

(しつこんごうしん)

執金剛神(しつこんごうしん)は、インドではヴァジュラパーニ(Vajrapāṇi)と呼ばれ、金剛力士の原型とされており、金剛力士と同じく忿怒相で独鈷杵を片手に持ち仏法を守護しています。

金剛力士は2柱の裸形姿であるのに対し、執金剛神は1柱として安置されるのが一般的です。

修験道の開祖である役小角(えんのおずぬ)は、この尊像を板車に乗せて祀っていたと言われています。

 

帝釈天

(たいしゃくてん)

帝釈天(たいしゃくてん)は、梵天と共に二大護法善神とされる天部の一つの神です。

護法善神とは、仏法を護る天部の神々でバラモン教やヒンズーの神に由来します。

帝釈天は頭上に宝髻を結び、白象に乗っています。

手には独鈷杵を持ち、甲冑を身に着けていることもあります。

 

帝釈天の名はインドの軍神インドラに由来するとされています。

須弥山の頂上の喜見城に住み、諸天を統率し魔と闘っていた荒々しい軍神でしたが、ブッダの説法を聴聞し柔和で慈悲深い神に変化しました。

増長天

増長天は天部の神の一つで、帝釈天の配下で持国天、広目天、多聞天と共に四天王の一尊として南方を守護しています。

インドではヴィルーダカ(『成長、増大した者』という意味)と呼ばれています。 

千葉勝覚寺の増長天像は右手に独鈷杵(どっこしょ)を持ち左手を腰に当てるスタイルです。

千手観音

千手観音(せんじゅかんのん)は「千手千眼(せんげん)観音」と言われます。

「千手千眼」のいわれは千本の手があり、そのそれぞれの手掌に目が付いていることにあります。

それはどのような衆生も漏らさず救済しようとする広大無辺の観音の慈悲と力を表しています。

千手観音の多くの持物(じもつ)の内、右手に独鈷杵を持っています

観音菩薩の中でもとりわけ功徳が大きく、「蓮華王」と呼ばれ観音菩薩の王とされています。

配下に阿修羅や金剛力士などの二十八部衆を従えています。

インドではサハスラブジャ・アーリア・アヴァローキテーシュヴァラと呼ばれ、シヴァ神の変化であるという説もあります。

ご利益は災難厄除、延命、病気治癒などあらゆる現世利益であり、その点はシヴァ神と同じです。

また子年の守り本尊です。

 

 

 

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